ほとんど予備知識がなく会社見学に来たときに、レーザー加工を初めて目にして、あまりのカッコよさに釘付けに。自分もこんなふうにレーザーを扱えるようになりたい、レーザー加工のプロになりたい!と強く思い、入社を希望しました。
やってみたいと憧れて就かせていただいた仕事だけに、多少の困難があっても苦に思ったことはありません。最初は加工のスピードについていくだけでも大変でしたが、どの工程も楽しくてたまりません。とはいえ、先輩方のプログラミング能力やスピードにはまだまだ及ばないので、もっと経験を積んでレーザー加工を極めたいと思っています。
レーザー加工機はコンピュータで制御されているため、何かしらのエラーが出ることがあります。当初はそれに戸惑うことが多く、先輩に助けてもらったり業者さんを呼んだりと、機械を止めるロスタイムを出してしまうことがありました。でも、ひとつひとつのトラブルがスキルを高める貴重な体験になりました。今はエラーが出てもほとんどの原因が推測でき、自分で対処できるようになってきました。
絶対に大切にしているのが「確認」「安全第一」「協力」の3つ。最初の頃はサイズや作業台への乗せ方など、間違うことがありましたが、きちんと確認することでミスの再発を防いでいます。また、黙々と一人で作業すると思われがちですが、重いものはふたりがかりで手がけるなど、協力しあうことも少なくありません。レーザー加工機は現在4名でまわしていますが、誰かが困っていたらすぐにサポートする体制が自然とできています。